日本聖書協会
●新約聖書をより深く味わうためにも読んでおきたい、旧約聖書続編
●イエスとその弟子たちはユダヤ人でした。イエスの生きた時代のユダヤ人の歴史や信仰、考え方の背景を学ぶことは聖書の理解に欠かせません。「旧約聖書続編」は旧約と新約を結ぶ第二神殿時代のユダヤ人によって書かれた13の文書です(ダニエル書補遺の3書を1書と数える)。
●この時代は、バビロン捕囚からの帰還後、ユダヤ教がヘレニズムの影響を大きく受けた変化の時代でありました。ユダヤ人の名前もギリシア語名が多くなり、ユダヤ教の文化も大きな変化を迫られます。激動の時代に彼らはどのように考え、そしてイエスの時代を迎えるのでしょうか。このことを学ぶためには続編の研究が欠かせません。いうまでもなく聖書学者の間でも、これらの研究は新約聖書を知る上で必須とされています。
●スタディ版は、各書の概説と本文欄外の注が充実し行き届いていますので、初めて旧約聖書続編を読む方にも最適です。
【本書の特長】
●「旧約聖書続編」15書全書の解説と注を収録。
●本文(新共同訳)は、新共同訳聖書特有の読みをする漢字に振り仮名付き。
●「ヘレニズム」「セレウコス朝の支配者」など、続編の時代背景を知るための45のコラム・年表を掲載。
●説明の内容は最新のスタディ版聖書(The CEB Study Bible with Apocrypha)の邦訳。
●続編の時代を知るための巻末地図(カラー)を新たに収録。
新共同訳聖書・旧約聖書続編スタディ版
判型:A5判
クロス装、紙ジャケット掛け
ページ数:564頁
本文8ポイント、横組判