キリスト教綱要 改訳版 第3篇(86172)

新教出版社
発売日:2008/05/10
宗教改革の核心

 第3篇は、聖霊論という大きな枠組みの中で、信仰論、義認論、祈祷論、二重予定説など、改革派神学の核心を述べたきわめて重要な部分。
 宗教改革以後の教会と神学を支える柱となり、「プロテスタンティズムの倫理」に決定的な刻印を与え、近代ヨーロッパの思想と社会に巨大な影響を与え続けてきた必読の古典が、いま明快・流麗な訳文で甦る。

 本書は、1962年から65年にかけて刊行され40年以上にわたって読み継がれてきた渡辺信夫訳『キリスト教綱要』-1、-2の改訳版。
 1980年代から20年近く費やした、渡辺牧師の精魂込めた改訳作業です。旧訳を全面的に見直し、いっそうの正確さと理解しやすさを追究。特に朗読奉仕者たちの意見を採り入れた結果、分かりやすい日本語となりました。文字も大きくし、読みやすい組み体裁を実現。

【目次から】
第3篇 キリストの恵みを捉える方式、そこから我々に生じる実り、それに伴う効果について
 第1章 キリストについて以上に述べられたことは、御霊の隠れた働きによって我々に伝達される。
 第2章 信仰について。ここではその定義が為され、その固有性が何であるかが説明される。
 第3章 我々は信仰によって新しく生まれる。悔い改めについて。
 第4章 詭弁家たちが悔い改めについてその学校で饒舌を弄しているあらゆることは、福音の純潔から全く離れていること。ここでは告白と償罪について論じる。
 第5章 彼らが償罪に付加する補遺、すなわち免償と浄罪火について。
 第6章 キリスト者の生活について。第一に、これに向けて我々を励ますために聖書はどう論じるか。
 第7章 キリスト教的生活の要約。ここでは自己否定について論じる。
 第8章 自己否定の一部である十字架を負うことについて。
 第9章 来たるべき生への瞑想について。
 第10章 現世の生とその手段をどのように用いるべきか。
 第11章 信仰の義認について、第一にその名称と事柄の定義。
 第12章 価なしの義認を厳かに確信するためには、心を神の法廷にまで高めるべきである。
 第13章 価なしの義認について、二つの点が重んじられねばならない。
 第14章 義認の初めと継続した発展はいかに為されるか。
 第15章 行ないの功績について誇らしげに語られているが、これは義を賜わる誉れを神から奪うと共に、救いの確かさを覆す。
 第16章 教皇主義者がこの教理を憎むべきものにしようと試みる中傷への反駁。
 第17章 律法の約束と福音の約束との一致。
 第18章 報いをもとにして行ないの義を結論するのは不当である。
 第19章 キリスト教的自由について。
 第20章 祈りは信仰の修練の主要なものであって、我々はこれによって神の恵みを日ごとに受け取るということについて。
 第21章 神が、ある者を救いに、ある者を滅びに予定したもうた永遠の選びについて。
 第22章 聖書の証言によるこの教理の確認。
 第23章 この教理に常に不正に加えられる中傷への反駁。
 第24章 選びは神の召しによって確認されるが、遺棄された者は定められた正当な滅びを自らに引き寄せる。
 第25章 終わりの復活について。

著者・訳者など:ジャン・カルヴァン
訳:渡辺信夫
ページ数:528

判型:A5判
ISBN:978-4-400-30109-7
キリストキョウコウヨウ カイヤクバン ダイサンペン

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