フォレストブックス
死を考える絵本
家族を亡くした子供たちの悲しみが、深みのある絵とシンプルな言葉で描写されていき、最終頁で天国への希望が示されて終わる。喪失と悲嘆のプロセスを見守るようにたどる内容は、人の深い悲しみに寄り添い、静かな癒しをもたらしてくれる。
翻訳者から- メアリー・ジョスリン
- 3児の母。著者は、家族に愛されていたおじいちゃんが亡くなった時、永遠の別れについて子供達に話す手立てを見つけること、そして悲嘆の中の暗い日々に希望のメッセージを届けることが必要だと感じたという。本書はその経験から書かれたもの。邦訳されている絵本に『心の居場所を探しに』(いのちのことば社)がある。
- 堀 肇(訳者)
- 鶴瀬恵みキリスト教会牧師、ルーテル学院大学文学部非常勤講師。NHK学園聖書講座講師を務める。また臨床パストラル・カウンセラーとしても活躍。著書に『こころの散歩道』『たましいの慰めこころの余裕』(いのちのことば社)『こころにやさしく』(CLC出版)などがある。
著者・訳者など:メアリー・ジョスリン
訳:堀肇
絵:クレア・リトル
判型:246ミリ×221ミリ
ISBN:978-4-264-02103-2
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