教文館
宗教改革の時代、タウラーやデヴォチオ・モデルナの影響を強く受けながらも、中世とは位相を異にするキリスト中心の内面的宗教性を核とする神秘思想が出現した。激しい迫害の下、「再生」「自然学」など多様な問題意識をもって新たな認識の地平を切り開き、「魂」という内面世界の神秘を追求した、16 世紀のドイツ語圏における個性的で色彩の濃い独立独歩の神秘家たちの思想展開の軌跡を辿る。
著者・訳者など:木塚隆志・中井章子・南原和子
ISBN:978-4-76423212-9
JAN:9789780000000