新教出版社
労働経済学およびアジア経済研究で大きな業績を残した社会科学者、東アジアの隣人たちからも深い信頼を寄せられた大学人・教育者、さらに成田空港問題の解決のために調停役を務め、何より篤実なキリスト者として戦後の教会の「体質改善」に献身した隅谷三喜男(1916-2003)。
日本がアジアの中で孤立と反動化を深めつつある今、隅谷没後10年を覚え、その志を継ごうとする姜尚中氏が「今、なにをなすべきか」を熱く語り、隅谷を慕う和田春樹・加山久夫両氏が応答する。
2014年の憲法記念日に語られた講演・シンポの記録。
著者・訳者など:姜尚中・和田春樹・加山久夫 著
召天10周年記念講演会実行委員会
ISBN:978-4-40040736-2
JAN:9789780000000