みすず書房
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「もっとも深く考える者は、もっとも生き生きとしたものを愛する」(ヘルダーリン)
フランクルは自分にとってのエリーを語るとき、しばしばこの言葉を引用した。第2巻は、「ドナウ川の向こう岸で育った子」エリー・シュヴィントの子供時代からはじまる。20世紀初頭に、ウィーンの商業・知的活動の中心地でユダヤ人が多く住む地区に生まれたフランクルと、第一次世界大戦が終わって7年後に、都市から隔てられた牧歌的な町に育ったエリー。数キロしか離れていないにもかかわらず、ふたりは互いに違うウィーン、違う時代の空気の中で成長した。
出会い、結婚、家族、ロゴセラピー、そして晩年へ。さまざまなエピソードが、ユーモアと活力にあふれた夫妻の肉声をとおして生き生きと伝わってくる。愛と喜び、そして仕事。これまで語られることのなかったフランクル夫妻の生涯。全2巻。
著者・訳者など:H・クリングバーグ・Jr.
赤坂桃子訳
ISBN:4-62207214-9
JAN:9784620000000