いのちのことば社・フォレストブックス
単なる「幸福感」にとどまらない、真の「喜び」とは何か。大切な家族、充実した人生、やりがいのある仕事――それらものが取り去られてもなお消え去らない「喜び」の本質を、聖書から深く味わう。息子を自死で失った著者がたどった「喜び」への旅路。
わが子を自死で亡くすという最悪な経験をする方は、それほど多くはおられないかもしれませんが、あなたも毎日の生活の中で喜びをもって生きることを脅かす「何らかのこと」に遭遇していることでしょう。健康、経済的な不安、夫婦の問題、孤独、もつれたままの人間関係、この国や世界の行く末、子どもがきちんと育つかというプレッシャー……神について確かな信念と確信を育むことができるなら、それこそが、幸せであるだけでは足りない時にも力の源となるのです。（「まえがき」より）
目次
まえがき
パート�機ヾ遒咾六笋亮�ける分
１ 喜びに満ちた人生を求めて
喜びのベル曲線／喜びを味わうために造られた
二本の並行する線路／喜びの定義
２ 正体をさらけ出す
より強い信仰を育てる／世界が私を見ている
喜び叫んで踊る
３ 喜びの人イエスの再発見
そしてイエスは笑った／イエスの態度に見る喜びの人の姿
言葉を通して知る喜びの人の姿／行動を通して知る喜びの人
悲しみあふれる世界の中での喜び
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４ 乾いた井戸から飲む
愛を求める―人に／踵を鳴らせばいいだけ―場所
そこにあなたがたの心もある―持ち物／孤高の人―地位
あなたではなく、私―性格／まだ渇きが満たされない
５ 天の価値観を取り入れる
神の価値は比べるものがない／神のみことばは信頼できる
神のわざは、畏れを起こさせる／神の道は愛
神のみこころは善いもの／天の価値観
６ 暗闇の中でも信じる
喜びへの扉を開ける／ゴミから宝へ
パート�掘ヾ遒咾録瓦両�態のこと
７ 自分の中に喜びを養う
恵みに焦点を合わせる／将来のことを神に信頼する
生活のバランスをとる／受け入れる練習
喜びを勝ち取るために戦う
８ ほかの人の中に喜びを養う
人の善意を信じる／偏見のない愛を提供する
他の人の感情に共感する／人の努力を認める
変わることはできる
パート�検ヾ遒咾蝋堝阿料�択
９ 基本に帰る
最も大切なこと―自分をケアすること
肉体的な面／情緒的な面／霊的な面
自分自身を知る―喜びの助言者を探す
喜びを保護するために―些細なことにとらわれない
選択という賜物
10 愛し合い、笑い合う
神の良い賜物―喜びの再発見／感情を派手に表現する
笑ってください、世界もあなたと共に笑います―ユーモアについて
今がその時―人の重荷を軽くしてあげる
日々祝う
11 あらゆることに喜びを見いだす
目を見開いて―感謝する
あなたはいまここにいる―その時を生きる
喜びの選択―混乱の中に祝福を見いだす
喜びを伝える
むすび
注
訳者あとがき
著者・訳者など：ケイ・ウォレン
ページ数：288頁
判型：四六判
ISBN：978-4-264-04413-0
ケイ・ウォレン
1980年、カリフォルニア州レイクフォレストにおいて、夫リック・ウォレン氏と共にサドルバック教会を開拓。同教会で、精神疾患や自殺願望を持つ家族や人々をサポートするために、Hope for Mental Health Initiativeを設立。National Action Alliance for Suicide Preventionの理事であり、カリフォルニア州オレンジ郡において、心の健康や自殺予防のために積極的に活動している。
著書に、Sacred Previlege, Say Yes to God. （Fleming H Revell Co）、共著として、世界中で用いられている組織神学のテキストFoundationsがある。３人の子ども、エイミー、ジョシュ、マシュー（今は天に）と５人の孫がいる。
