出版社・製造元:地引網出版
著者は、あらゆる組織を導くリーダーシップについて、「権力」を中心にしたものと「権威」を中心にしたものがあるとする。サーバント・リーダーシップは「権威」を中心としたものであり、「権威とは、個人的な影響力によって人々があなたの意向にすすんで従ってくれるスキル」と定義される。本書は、その権威を得るための道筋を明らかにし、リーダーが人々に仕え、そして愛することが重要だとし、その最高の模範をイエス・キリストに求める。
推薦のことば
権力はリーダーの人格とは無関係だが、権威はリーダーの人格によって培われる。立場はリーダーに権力を与えるが、権威は与えてくれない。支配的なリーダーによる改革が行き詰まるのは、権力には限界があり、権力を行使しても人は変わらないからだ。つまるところ、組織改革とは人の心の変革である。
ニューライフキリスト教会牧師 豊田信行
著者・訳者など:著者:ジェームズ・ハンター 訳:嵯峨根 克人 監訳者:豊田 信行
判型:四六判
ページ数:256頁
ISBN:978-4-90163455-7
ジェームズ・ハンター
リーダーシップ研修とコンサルティングを行うJ. D. Hunter Associatesの主席コンサルタント。サーバント・リーダーシップと共同体形成の分野において講演者、トレーナーとして人気を博す。おもなクライエントにはアメリカン・エクスプレス、ネッスル、P&Gなどの有名企業があり、アメリカ空軍もその一つ。代表作『The Servant』(邦訳『サーバント・リーダー』)を含む3冊の著書は世界で550万部のベストセラーとなっている。