いのちのことば社
クリスチャン新聞福音版に執筆された堀肇氏による伝道用(一般向け)の連載を単行本化。5章に区分けし、必死に助けを呼び求めた人、ほんものを探し続けた人、自分は目立たないとりえがないと思っている人、愛されることを渇望している人、失望の中にいる人など、弱さを抱えて生きている人たちが自分のことのように感じて読むことを想定した編集をしてある。いわゆる英雄的な聖書人物伝ではなく、聖書の登場人物の陰の部分に光を当て、その中に表された神の恵みを受け取れるように構成している。
著者・訳者など:堀肇
ページ数:152
判型:B6判
ISBN:978-4-264-03246-5
堀肇(ほり・はじめ)
1944年6月11日、岐阜県岐阜市に生まれた。クリスチャンだった母の影響で小4から教会に通い、大学時代に入信。埼玉県富士見市の日本伝道福音教団・鶴瀬恵みキリスト教会牧師。 かたわら聖学院大学総合研究所特別研究員、臨床パストラルカウンセラー・スーパーヴァイザー(PCCAJ認定)、 太平洋放送協会会長 (PBA)、 キングスガーデン埼玉評議員等を務める。 また聖学院大学大学院講師、ルーテル学院大学講師、 NHK学園講師 (聖書講座) 東京いのちの電話評議員などを歴任した。
著書に『心で読む 聖書のにんげん模様』 『
心の部屋を空けて』 『
たましいの慰め こころの余裕』 『教会生活の疲れとその回復』 『こころの散歩道』 『
寄り添いの小みち一日ごとの黙想録』 『
弱さを抱えて歩む 聖書の世界に生きた人々・新約編』 『福音主義神学における牧会 (共著)』 『すぐに役立つクリスチャン生活百科 (共著)』『
谷陰を越えて歩む 聖書の世界に生きた人々[旧約編]』『「世の光」「ライフ・ライン」バイブルメッセージ集(共著)』(以上、いのちのことば社)。 『
こころにやさしく』 (CLC出版)。 『
悩んだときにひらく本』 (FFJ)。 『
被災者と支援者のための心のケア(共著)』 『
ヘンリ・ナウエンに学ぶ (編著)』(以上、聖学院大学出版会)などがある。訳書に『
さよならボート』 メアリー・ジョスリン文、クレア・リトル絵 (フォレスト・ブックス)。