いのちのことば社
戦争により多大な被害を受けながら、「平和憲法」から取り残され続けてきた沖縄、そしてアジアの国々の人々は、何を思い、何を語るのか。
憲法改定議論が湧きあがったが、そもそも「日本国憲法」はどのようにでき、戦後どのような道をたどってきたのか。 そしてその影で「憲法九条の平和」を声高に叫ぶ本土の平和運動に、軍事基地化されている沖縄からの鋭い意見を投じる。憲法学者、「日の丸・君が代」と闘っている教師、平和運動を進めるカトリック教会、戦前・戦後日本を見続けてきた台湾とともに、アジアとの共生平和への道を探る。
著者・訳者など:思想・良心・信教の自由研究会、冨坂キリスト教センター
共著:饒平名長秀、高俊明、鈴木伶子、渡辺治、大津健一、光延一郎、岡田明、飯島信
ページ数:160頁
判型:A5判
ISBN:978-4-264-02695-2
ケンポウキュウジョウヲオキナワ・アジアカラミツメル 100723p
Okinawa and Asia Contemplate Article 9 of the Japanese Constitution
(Kempoh Kyuujoh o Okinawa, Ajia kara Mitsumeru)
Shisoh Ryohshin Shinkyoh Jiyuu Kenkyuukai
Okinawa and Asian countries suffered severely because of Japan's war of aggression before and during in WW2. In a symposium by the Freedom of Thought, Conscience and Religion Study Group, those survivors and their descendents look at the "peace article" of the constitution banning war and discuss it from a Christian "peace perspective." A5 size, 176 pp.