いのちのことば社
キリスト者はどう考え、何をするべきか?
首相の靖国神社参拝、憲法・教育基本法改正の動き、卒業式・入学式などでの「日の丸・君が代」の強制……。 日本国内だけでなくアジア諸国でも論争の種、外交の障壁となっているこれらの問題に対して、現代を生きるキリスト者はどう考え、何をするべきか? 最前線で闘う人々の声と韓国・ドイツの教会の姿勢から、日本における本当の自由と民主主義の達成の道をさぐる。
【目次】
座談会―日本における自由と民主主義への道(高橋哲哉、池明観、鈴木正三、大津健一、飯島信)
韓国民主化の道程と私
信教の自由・政教分離・反戦―平和獲得への道
もの言えるくちびると心を託せる手を
日本は今どこにいるのか―教会が問われていること
良心の自由と不服従行為
著者・訳者など:高橋哲哉
池明観
鈴木正三・大津健一・飯島信ほか
ページ数:160
判型:A5判
ISBN:978-4-264-02404-0
コノクニニシソウ・リョウシン・シンキョウノ
Does Japan Really Have Freedom of Thought, Conscience & Belief?
(Kono Kuni ni Shiso, Ryoshin, Shinkyo no Jiyu wa aru no desu ka?)
Tetsuya Takahashi, Myong-Kwan Chi and others
Two scholars look at the state of democracy in Japan concerning Articles 19 & 20 of the Japan constitution related to freedom of religion and freedom of thought & conscience. Discusses the precarious state of political philosophy in Japan. 160 pp.