いのちのことば社
歴代誌をより詳しく学ぶために
著者は、スポルジョン・カレッジで29年間教鞭をとり、同大学院の学長も勤めた。旧約の複数の原語に精通した学者であり、その豊富な知識と福音主義の姿勢が本書の随所に見られる。現代の読者には、遠い存在である歴代誌をより身近なものにしてくれる。
★「歴代誌」って?? (ハーレイの『聖書ハンドブック』より抜粋)
聖書の最初の12冊はヘブル民族の捕囚で終わっている。歴代誌2冊は、その物語を再述し、同じく捕囚の記事で終わっている。ここにはそれ以前に起こったすべてが要約され、特にダビデ、ソロモン、およびそれに続くユダの諸王の治世に注意が向けられている。歴代誌第一のある部分は、サムエル記第二と内容が同じである。それは系図に関する9章を序章として、ダビデの物語だけを扱っている。その系図はアダムよりユダの補修の帰還までの全期間のもので、この時代以前の聖なる歴史全部の概略といったものである。
聖書注解のスタンダードとして、世界中で確固たる地位を築いてきた本シリーズは、充実した内容はもちろん、初心者にも理解できる平易な記述が特徴。原書は35年の歳月をかけて刊行され、世界的にも高い評価を受けている。一般信徒から牧師、研究者に至るまでを読者対象としている。
ティンデル聖書注解の特徴- 第一級の聖書学者による執筆
- 多年の研究の成果を踏まえた詳細な内容
- あらゆる聖書研究に役立つ高度な学問レベル
- 解釈から適用まで説教づくりを丁寧にサポート
- 信仰生活への適用を助ける霊的解釈も加味
- 一般信徒にも理解しやすい明快な記述
著者・訳者など:マーチン・J・セルマン
訳:坂口文雄
ページ数:288頁
判型:A5判 2段縦組 上製
ISBN:978-4-264-02251-0
ティンデル レキダイ1 tyndale
I Chronicles
(Rekidaishi dai Ichi)
Martin J. Selman
Tyndale Commentary Series. This widely respected series helps the general Bible reader understand clearly what each passage of the text actually says, what it means and what the major themes are. Critical questions such as date and authorship are concisely handled in introductory sections and additional notes. A5 size. Hardcover.