いのちのことば社
主に喜ばれる歩みをするために、クリスチャンにとってディボーション(神の前に静まる時)は大切です。
あなたのディボーションを導く、月刊誌『manna』
体系的でバランスのとれたな聖書テキストの選定、日本人執筆者による解説とメッセージ、また、書き込むことのできるノートも設けてあるので、ディボーション手帳、祈りの日記として活用いただけます。
マナの特徴
1)週日の聖書通読では、旧約と新約をバランスよく読んでいきます。
2)週日の聖書通読を続けていくと聖書を全巻読めるようになっています。
3)土日は、教会学校教案誌「成長」に準拠し、3年間で聖書全体を大づかみにすることができます。
エレミヤ書(2),ピリピ人への手紙,哀歌
4.エレミヤの生涯とメッセージ
預言書は、その預言者個人についてはほとんど語らない場合が多い。しかし本書は例外で、かなり詳しくエレミヤの生涯をたどることができる。
エレミヤは祭司ヒルキヤの子として、アナトテに生まれた。紀元前627年に預言者としての召命を受けたエレミヤは、おそらく20歳くらいの青年だったと思われる。彼が召命を受けたのはまさに、ヨシヤ王が宗教改革運動を始めた時だった。エレミヤがこの運動にどのように関わっていたか、現存の資料からはわからないが、運動が皮相的なものに終わったことに深い痛みを覚えていただろう(1-6章)。
ヨシヤとエホアハズの時代は、エレミヤは順調に働くことができたようであるが、エホヤキムの時代になると事情が変わってくる。エレミヤが語る罪の告発は人々に受け入れられず、彼は孤独な戦いを強いられる。ユダの指導者たちは、バビロンの勝利とユダの捕囚を宣言するエレミヤの預言を神のみことばとして聴こうとせず、エレミヤを迫害し、投獄する。
エルサレムが陥落した時、エレミヤはバビロンの王の好意によって釈放され、その後、新しい総督ゲダルヤに仕えるが、ゲダルヤが暗殺されて後は、エジプトに亡命する人々によって強制的にエジプトに連れていかれる。エレミヤはそこでも、なおしばらくの間預言活動をする。
エレミヤがどのようにその生涯を終えたかについては、聖書中に記録がない。
(本文より)
聖書通読
エレミヤ、ピリピ、哀歌
1〜2日、5〜9日、12〜16日
19〜23日、26〜30日
聖書の学び&メッセージ
救い主の預言と成就、捕囚と帰還
3〜4日、10〜11日、17〜18日
24〜25日、31日
●聖書日課執筆者(12月号〜3月号)
稲葉 禮野(日本バプテスト教会連合 鳴滝キリスト教会牧師)
井上 義実(日本イエス・キリスト教団 荻窪栄光教会主管牧師)
蔦田 直毅(イムマヌエル綜合伝道団 浜松キリスト教会牧師)
黒木 昭江(同盟福音基督教会 名古屋キリスト教会牧師)
田村 将(日本同盟基督教団 朝霞聖書教会牧師・聖書神学舎 教師)
中台 孝雄(日本長老教会 希望キリスト教会牧師)
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ページ数:168ページ
判型:A5判