クリスチャン新聞福音版
発行号の月の前月15日頃発売
クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞です。分かりやすい聖書からのメッセージと、キリスト教信仰と現代的な問題との接点、家庭や親と子のコミュニケーション、日本の風土・生活習慣とのかかわりなどを分かりやすく紹介するエッセーや連載を毎月掲載しています。
聖書のことばに聴く
天の御国は、王である一人の人にたとえることができます。その人は自分の家来たちと清算をしたいと思った。清算が始まると、まず一万タラントの負債のある者が、王のところに連れて来られた。彼は返済することができなかったので……家来の主君はかわいそうに思って彼を赦し、負債を免除してやった。新約聖書・マタイの福音書18章23〜27節
連載 聖書は知恵の宝庫
第18回 お金を愛する者は満足しない
立川福音自由教会牧師 高橋秀典
散策中、神社に飾られた「絵馬」が目に留まりました。そこには幼子の文字で「お金持ちになれますように」と書いてありました。何か切実な事情があるような気がして心が痛みました。ふと、「この子はお金持ちになって、何をしたいのだろうか」と思うと同時に、それを第一の願いとせざるを得ない生活苦を想像しました。
連載 物語とキリスト教 深掘り・世界の名作文学
Vol.6 「星の王子さま」
小松原宏子(児童文学作家・翻訳家)
『星の王子さま』は、聖書に次いで多くの国と地域で翻訳されているという名作中の名作です。このタイトルとあらすじを知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。
連載 北欧のテーブル
その18 土の中で成長するキノコのパイ
ヨシムラ・パイヴィ(日本福音ルーテル スオミ・キリスト教会宣教師)
フィンランドの森では、何百種類もの食用キノコが育ちます。秋は多くの人が森にキノコ狩りに行きます。紅葉が美しく涼しい季節なので、森の中を歩くのは楽しいことです。
連載 中動態? 心に寄りそう聖書のメッセージ
6.残された九十九匹の羊
中村穣(飯能の山キリスト教会牧師)
「あなたがたは、この小さい者たちの一人を軽んじたりしないように気をつけなさい。……もしある人に羊が百匹いて、そのうちの一匹が迷い出たら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。まことに、あなたがたに言います。もしその羊を見つけたなら、その人は、迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜びます。」(新約聖書・マタイの福音書一八章一〇〜一三節)
ひとそのあしあと
新宿歌舞伎町で夜回りを続ける「感謝されなくても、どれだけできるか」
特定非営利活動法人レスキュー・ハブ代表 坂本 新さん
「トー横キッズ」。新宿の繁華街、歌舞伎町の新宿東宝ビル周辺にたむろする男女のことだ。夜八時以降になると、「「ガールズバー」「コンセプトカフェ」など、お酒や飲食物を提供するお店から来た十代前後の女性たちがずらっと並び、客引きをし始める。
Christian Shinbun Gospel Edition 9
(Fukuinban 9)
Monthly gospel leaflet. Tabloid-size. Contains opening message with seasonal color photo on the front, and testimony with an invitation to church on the back. The center pages have topical articles, all evangelistic. Check WLPM Japanese web site for descriptions of monthly issues.