いのちのことば社
発行号の月の前月15日頃発売
特集 “ありのまま”で愛されていると “そのまま”ではいられない
「あなたはありのままで愛されている」。 そんなことばを、最近よく耳にするようになった。それは多分、真実だろう。神は、そのひとり子を十字架にかけてまで救いたいという愛を、全ての人に注いでいるのだから。ただ、聖書は同時に、罪から救われた者は、聖なる者へと変えられていく、とも語っている。ありのままで愛されているのに、変わっていくことが期待されるとはいったいどういうことなのか? 共に考えてみたい。
旬人彩人 やりたいこと、 できることを最大限に
共に生きるとは、 その人と一体になって、 その状況に入り込むこと
NPO法人みぎわ理事 松原宏樹さん
障がいをもって生まれた赤ちゃんの特別養子縁組を進める奈良市のNPO法人みぎわの働きが、メディアで紹介されて大きな反響を呼んだ。法人の立ち上げに携わった理事の松原宏樹さんは、自身も二人のダウン症と難病の赤ちゃんの養親となった。病院に置き去りにされた赤ちゃんを見つめながら「お父さんになってあげよう」と決めた。今は共に生きる重さと幸せをかみしめる日々だ。夢は引き取り手のいない障がいのある赤ちゃんのホームを作ること。家の名前は「小さないのちの帰る家」にしたいと考えている。
あしあと キリストの愛を携えて 過疎地の子どもたちと交流
立教大学YMCAキャラバン隊 牛滝集落42年の歩み
(記・中田勝康)
ミッションスクールに通う学生が、生まれ故郷に近く、冬になると雪に閉ざされる小さな村を思いながら書いた詩。その詩は若き信仰者たちの心を動かし、やがてそれは四十二年にもわたって続く過疎地域の子どもたちとの交流へとつながった。
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判型:B5判