いのちのことば社
生きるにも死ぬにも、ただひとつの慰めとは何か――
1563年に生まれた「ハイデルベルク信仰問答」。もっとも美しくキリスト教信仰を書き表した書物の一つと言われ、時代を超えて今なお親しまれているこの信仰問答から、人間の悲惨さ・救い・感謝、そして、私たちの「ただひとつの慰め」を考える。
[「ハイデルベルク信仰問答」とは]
南西ドイツにある街、ハイデルベルクを首都とするプファルツ選帝侯国で1563年に作られた信仰問答。宗教改革が進められる中で、さまざまな信仰の立場についての神学論争の激化、それに伴う混乱が起きていた当時、人々の信仰的な教育、とりわけ次世代の子どもたち、青年たちの教育を目的に、神学者、教職者たちによって生み出された。
著者・訳者など:朝岡勝
ISBN:978-4-264-03874
ハイデルベルクシンコウモンドウヲヨム
Reading the Heidelberg Catechism
(Haideruberuku Shinkoh Mondo o Yomu)
Masaru Asaoka
This question and answer format teaching the faith of the Reformation was first published in 1563. It is a remarkably warm-hearted and personalized confession of faith. Let's read these beautiful words and think again about our human condition, our salvation, our comfort in Christ, and respond with thanks and praise to our God and savior. Let's live as those belonging to Christ. B6 size, 400 pp.