女子パウロ会
子どもたちが朝起きて夜ねむるまで、
心からの感謝やのぞみ、お願いなど
なんでも神様に語りかけるお祈りの絵本です。
・通園バッグに入る、持ち運びしやすいサイズ
・3歳以上向け
・ほとんど ひらがな。(漢字にはふりがなあり)
・ひらがなの〈主のいのり〉と〈アヴェ・マリアのいのり〉の最新版(カトリック中央協議会訳)付
おとなの方へ──
子どもたちが、お祈りを理解するには、お祈りをじっさいに、
わたしたちおとなと一緒にすることをとおしてしかないのです。
おりにふれ、一日の中で、家庭で、両親、きょうだいと一緒に祈ったり、
お友だちと一緒に祈ったりしながら、
子どもたちは少しずつ、祈りが、神との心の交わりであることを、
体験的にわかっていくようです。
子どもたちにとって、祈りが
「長くて、わからなくて、たいくつな時」と感じられるのではなく、
「わたしたちの心を、やさしい神に向け、
心からの感謝や望み、そして願いを神に語りかける、平和なひととき」
となるようにと願って、この小さな本ができました。
子どもたちと一緒に祈っているあいだにできてしまった本です。
(著者より)
初版発行:1987年3月15日
32刷発行(改訂初版):2018年12月3日
- ページ数:24ページ
- 天地16.8cm×左右13.5cm 上製
ISBN:978-4-78960800-8
祈りの内容
あさのいのり
なりたいじぶんのため
せかいじゅうのかぞくのため
しょくじのいのり
しぜんのなかのいのり
どうぶつたちをおもういのり
ごめんなさいのいのり
せかいへいわのため
びょうにんのため
ねるまえのいのり
主のいのり/アヴェ・マリアのいのり
著者:景山あき子(かげやま あきこ)
援助修道会会員。
聖心女子大学卒業後パリカトリック大学で神学を学ぶ。
宗教教育のかたわら、子どものための月刊保育・絵本の出版にたずさわっている。
主な著書『なかまになったイエズス』『やさしいおとうさん』『ありがとうかみさま』『うれしいはつせいたい』(女子パウロ会)他。
画家:落合稜子(おちあい りょうこ)
東京に生まれる。
画家カルペンチ―ル神父に学ぶ。
日本児童出版美術家連盟会員。
元こどもの文化研究所所長。