脳卒中により利き手を失った版画家勝間としをさんは、日本でも稀有なジクレー版画(いわゆる「デジタル版画」)の作家だ。リハビリを兼ねて、とくに地域で力強く生きている野猫をモデルにすることで、勇気づけられ作家として蘇った経験が作品に込められる。そのイラストに、キリスト教会・青学で人気の講師塩谷直也先生が、聖書の言葉とエッセイを添えた。生きる意味、自分の居場所がわからなくなった人たちに勇気を与えるエッセイ画集。
時刻を猫に合わせる―ヤコブの手紙4章13、14節
一緒に住まなきゃわからない―詩編132編13、14節
落胆してはならない―ルカ18章3〜5節
『家』に帰ろう―ルカ15章11〜14節
失敗を共有する―ルカ15章16〜18節
「資格」は要らない―ルカ15章20、21節
まずは食べましょう!―ルカ15章22〜24節
全部言わなくてもいいんだ―ヨブ記39章1、2節
無駄な動きはなし―Iコリント9章26節
名前を呼んでみる―ルカ19章4、5節〔ほか〕
著者・訳者など:塩谷直也/著 勝間としを/イラスト
ISBN:978-4-58608608
ニャンコバイブル