いのちのことば社
シリーズ新約聖書に聴く。キリスト教の歴史の節目節目で、イエス・キリストの福音の輝きを思い起こさせ、教会を本来の姿に立ち返らせてきたパウロの声に耳を傾ける。一度も訪ねたことのない教会に、民族の違いをも超える信仰の力とすばらしさを語るメッセージが、目に見えない不安や恐怖に取り囲まれている今日にも希望の光を投げかけてくる。
目次
本書を用いるために
序
1 キリストのしもべ・パウロ
2 信仰による励まし
3 福音の力
4 死に至る病
5 神のさばき
6 知識の誇り
7 神の真実と私の偽り
8 義人はいない
9 信仰による義
10 私たちの誇り
11 義と認める
12 世界の相続人
13 神との平和
14 アダムとキリスト
15 キリストとともに
16 からだを神に献げる
17 神の奴隷
18 律法からの解放
19 神の律法と私の罪
20 みじめな人間
21 御霊に従って歩む
22 神の子ども
23 産みの苦しみ
24 万事が益となる
25 圧倒的な勝利者
26 同胞のための悲しみ
27 神の選び
28 あわれみの器
29 律法が目指すもの
30 口で告白する
31 福音の宣教
32 恵みの選び
33 神のいつくしみと厳しさ
34 すべての人へのあわれみ
35 神と知恵と知識の富
36 キリスト者の生活原理
37 キリストのからだ
38 キリストに倣いて
39 上に立つ権威
40 キリストを着る
41 生きるにも死ぬにも主のもの
42 自由と愛
43 心を一つに
44 希望の神
45 パウロの務め
46 祈ってください
47 女性たちの働き
48 聖なる口づけ
49 善にはさとく、悪にはうとく
50 栄光は神に！
あ と が き
著者・訳者など：吉田隆
ページ数：320頁
判型：B6判
ISBN：978-4-264-04277-8
吉田隆
埼玉県出身。東北大学、神戸改革派神学校、プリンストン神学校、カルヴィン神学校で学ぶ。神学博士。現在、神戸改革派神学校校長、日本キリスト改革派甲子園教会牧師。
The Radiance of the Gospel: Listening to Romans
(Fukuin no Kagayaki: Rohmajin e no Tegami ni Kiku)
Takashi Yoshida
Listening to the New Testament commentary series on Paul’s letter to the Romans. We need to hear the voice of Paul who changed the shape of the church. At a turning point of Christian history he reminded readers of the radiance of the gospel of Jesus Christ. To a church he had never visited, he proclaimed the message of the power and splendor of a faith beyond ethnic differences. Now too, in a time when we are surrounded by invisible anxiety and fear, he casts the light of hope. B6 size, 320 pp. ISBN978-4-264-04277-8 \2,000+
