いのちのことば社
聖書は現実世界の矛盾にどう応えるのか。メノナイト派を代表する旧約学者が、聖書のキーワード「シャローム」を物事が本来あるべき状態にあるという積極的な意味に捉え、聖書の救いと平和の本質に迫る。
目次
序 3
1章 シャローム|私たちの信仰の中心 9
2章 シャローム―聖書の平和 22
3章 正義こそ基本 51
4章 救い―行動するシャローム・ジャスティス 85
5章 贖い―神の正義の行為 114
6章 律法―シャローム・ジャスティスの手段 152
7章 国家、シャローム、正義 181
8章 預言者、国家、そしてシャローム 214
9章 イエス|神のメシア 250
10章 今日におけるシャロームづくり 283
訳者による解説 306
著者・訳者など:ペリー・B・ヨーダ―/河野克也、上村泰子
ページ数:320頁
判型:四六判
ISBN:978-4-264-04288-4