いのちのことば社
マックス・ウェーバーを手がかりに、脱人間化の社会を変革する道を探る。
宗教は、そのあり方によって社会に対して異なる態度をとる。ポストモダンといわれる状況のなか、政治経済や日常生活に脱人間化を引き起こしている社会の行き詰まりを突破する宗教とは?
[本書の内容】
第1章 価値自由の不自由
第2章 鉄の檻とマクドナリゼーション
第3章 世界の宗教――模範預言と使命預言
第4章 古代ユダヤの社会倫理
第5章 キリスト教の教義
第6章 社会派と福音派
第7章 管理社会・ナショナリズム・戦争
第8章 宗教的突破の可能性
補 論 正戦論と平和主義
著者・訳者など:渡辺 聡
ページ数:224頁
判型:四六判
ISBN:978-4-264-04335-5
シュウキョウトシャカイ
Religion and Society
(Shukyoh to Shakai)
Satoshi Watanabe
Does society control religion, or does religion change society? Religion takes a different attitude than that of society. In this period of postmodernism, can religion break the deadlock in society caused by dehumanization in political-economic areas as well as everyday life? This academic book is intended as a university text book from a biblical perspective. “4-6” size, 224 pp. ISBN978-4-264-04335-5 \1,900+