いのちのことば社
死を前にした人に必要なケアとは何か。医療現場の状況を報告するとともに、患者さんとその家族のQOLに欠かせない「たましいのケア」(スピリチュアルケア)の重要性を語る。
<<目次>>
第一章 祈りとは何か
1 祈る者として造られた私たち
2 祈ることができなくなった人間
3 無力な者の祈り
第二章 三位一体の神と祈り
1 三位一体の神
2 父なる神への祈り
3 御子イエスの名による祈り
4 聖霊による祈り
第三章 何を祈るのか
1 神を賛美する
2 神に感謝する
3 罪、無力等を告白する
4 苦しみや悩みを打ち明ける
5 願いを伝える
6 他の人々のためにとりなす
7 報告の祈り
8 神が語られることに耳を傾ける
第四章 「主の祈り」63
第五章 祈りについてのQ&A
著者・訳者など:柏木哲夫
【柏木哲夫】
淀川キリスト教病院名誉ホスピス長、大阪大学名誉教授、ホスピス財団理事長、日本スピリチュアルケア学会理事長、日本メノナイトブレザレン教団石橋キリスト教会会員。
ページ数:264頁
判型:四六判
ISBN:978-4-264-04337-9
ホスピス・カンワケアノココロトジッサイ
Hospice: Heart and Reality of Palliative Care
(Hosupisu: Kanwa Kea no Kokoro to Jissai)
Tetsuo Kashiwagi
The Necessity of Spiritual Care. What kind of care do we need to give to people approaching death? Care for physical, social and mental needs but also spiritual care for the needs of the heart are all important for the best quality of life for the patient and the family. Spiritual care includes an understanding of the meaning of life, and is so important in facing death. Along with reporting on progress in medical practice in issues of quality of life, the Christian psychiatrist stresses the importance of spiritual care. “4-6” size, 264 pp. ISBN978-4-264-04337-9 \1,800+