出版社・製造元:日本キリスト教団出版局
作家・三浦綾子にとって「書くこと」とはどんなことだったのか。「氷点」入選以来様々な雑誌などに書き下ろした書籍未収録のエッセイ集。特に作家としてものを書く姿勢、自分の作品に寄せて書かれたものを中心に24編を収録。
著者・訳者など:三浦 綾子
●三浦 綾子:みうらあやこ●
1922(大正11)年、北海道旭川市生まれ。17歳からの7年間、小学校教師として軍国教育に献身したため、戦後に罪悪感と絶望を抱いて退職。その後、結核で13年間の療養生活を送る。闘病中にキリスト教に出会い、洗礼を受ける。1959年、生涯の伴侶・三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の懸賞小説に『氷点』で入選し、作家活動に入る。一貫してキリスト教の視点で「愛とは何か」を問い続け、『塩狩峠』『銃口』『道ありき』など数多くの小説、エッセイを発表した。1999年逝去。
ISBN:978-4-8184-0468-7
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