日本キリスト教団
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古代世界の崩壊から近世の黎明である宗教改革までの1千年間、キリスト教は何に直面し、何を考え、どのように歩んだのか。時には情熱に身をまかせ、また時には傲慢に、しかし多くはただひたすらに歩み続けたその光と影。叙任権闘争(世俗権力からの教会の独立)、スコラ神学(知の総合をめざした学問)、修道制(ひたすらに聖を求めた霊性)という、中世の教会を特色づける体(制度)・知性(学問)・魂(敬虔)の3つの曲面から中世世界の勃興、興隆そして崩壊を述べる。
著者・訳者など:出村彰
ISBN:4-81840551-5
JAN:9784820000000