新教出版社
著者は、1985年から86年にかけて12回にわたり、月刊雑誌『福音と世界』にキリストの生涯をたどる珠玉の文章を連載し、話題を呼んだ。それは、カトリック信徒として長年聖書を徹底的に読み込んできた小川が、初めてまとまった形で綴った「キリスト伝」であり、同時に平易・簡明な言葉で語った作家の信仰告白でもある。
没後5年の今年、その記念すべき小川版キリスト伝を単行本化。
まえがきは、加賀乙彦氏。解説は、小川文学研究の第一人者であり、2012年に力作評伝を刊行した勝呂泰氏(桜美林大学教授)。
著者・訳者など:小川国夫
勝呂 泰 解説
ISBN:978-4-40062772-2
JAN:9789780000000