出版社・製造元:一麦出版社
柳田邦男氏推薦!
たった1人の患者のために歌うことの意味は何なのか。
一緒に泣き一緒に笑う時間を創り、
人と人を魂レベルで繋ぐ音楽のすばらしさを
体験を通して語る対談に感動しました。
スピリチュアルケアを志す人に!
好評の対談集に、栗林文雄氏(アメリカ音楽療法学会認定音楽療法士〔MT-BC〕)歌唱のCDが加わってバージョンアップ!
収録曲は「浜千鳥」「砂山」「浜辺の歌」。
日本のホスピスケアの第一人者柏木哲夫と日本の音楽療法の第一人者栗林文雄による夢の対談。
第一線で活躍するふたりが、スピリチュアルケアとは何か、ホスピスにおける音楽の役割、音楽による癒しはホントウか、とことん語り合う。
その他、ホスピスで日々繰り広げられる、涙と笑いと感動の実話も盛りだくさん。その笑いと涙の絶妙のバランスは、これぞ本当のユーモア! と断言できる、魅力的な対談集。
山崎章郎氏(聖ヨハネホスピスケア研究所所長兼ケアタウン小平クリニック院長)による書評より。
「柏木氏はスピリチュアルケアの基本は(1)リスニング(傾聴)、(2)ステイイング(そばにいること)、(3)フレキシビリティ(ケアする側の融通性)、(4)アクセプタンス(ケアする側の受容的対応)、(5)オープンネス(ケアする側が自己を開示すること)、(6)にウィットネシング(自分の人生観、価値観をシェアすること)であると、セント・クリストファー・ホスピスでのスピリチュアルケアを参考にしながら述べている。
そして上記の6つの原則を実行することの出来る人であれば、誰でもスピリチュアルケアは可能なのであるとも言っている。ここは重要な点であると思う。スピリチュアルケアを提供するために、何か特別な資格や専門性を必要とすると思い、難しいケアと思っていた人々に対して、そんなことはないんですよと言っていっているのである。その通りであると評者も考える。……一定の学びを行えば、誰でもスピリチュアルケアが可能なのである。スピリチュアルケアと聞いただけでしり込みしていた読者は勇気づけられるだろう」(書評「スピリチュアリティー」第6号)。
著者・訳者など:柏木哲夫×栗林文雄対談集
ISBN:978-4-86325004-
JAN:978486000000
978-4863250048