出版社・製造元:日本キリスト教団
最新の学術研究も踏まえ、新約との訳語統一など大幅に刷新された「聖書協会共同訳」旧約聖書。「新改訳2017」や従来の「新共同訳」等と対比しながら、翻訳作業に携わった聖書学者・スタッフはじめ、日本の学界を代表する執筆陣が旧約全体から27項目を解説。
【目次】
1 「神のかたち」(創世記1・27)
2 「人」か「アダム」か(創世記3・8)
3 「私はいる」(出エジプト記3・14)
4 「いなご」、「ばった」(出エジプト記10・4ほか)
5エフォドの石の名称(出エジプト記28・17~20)
6 「家系」は「父祖の家」か「親族」か(民数記1・2ほか)
7 「わたしが」?「あなたが」?(士師記5・7)
8 「預言者のようになった」?(サムエル記上19・24)
9 「補佐官」(サムエル記下8・16)
10 「アビシャイ」は何者?(サムエル記下23・18~19)
11 喜んだ「国の民」とは?(列王記下11・20)
12 王は何しにメギドへ?(列王記下23・29)
13 ユダヤの租・庸・調(エズラ記4・20)
14 「あなたの手の中にある」(ヨブ記1・12)
15 「幸いな者」(詩編1編)
16 神の栄光は天の上にあるのか、地に置かれているのか(詩編8・2)
17 「主は私の羊飼い」(詩編23編)
18 「誇る」から生まれる異化効果(箴言31・30)
19 「空」(コヘレトの言葉1・2)
20 「喜び」、「息」(コヘレトの言葉8・15、12・7)
21 「人生を見つめよ」(コヘレトの言葉9・9)
22 「黒いけれども」から「黒くて」に─翻訳に潜む暗黙の差別感覚をめぐって(雅歌1・5)
23 「魂の苦しみの後、光を見」(イザヤ書53・11)
24 「相続地」(エレミヤ書12・15)
25 「希望もまた」消えうせた(哀歌3・18)
26 「公正」と「正義」(アモス書5・24)
27 読(ケレー)・書(ケティーブ)とは?
著者・訳者など:大島力 小友聡 島崎克臣 編著
石川立 小林進 高橋洋成 他 著
ISBN:978-4-81841106-7
JAN:9789780000000