ドン・ボスコ
キリスト教の祈りにおいて、「父」とよびつつ神に向かうことは、
子としての信頼に満ちた雰囲気と、人間どうしの兄弟姉妹関係という環境との中に祈りを引き込むことを意味する。
神が父であるなら、私たちはみな、神の子であり、従って互いに兄弟姉妹どうしである。
キリスト教的祈りは、この小冊子からも読み取れるように、神および隣人への愛の路線をたどる。
本書は第一部(1〜6)は聖書の言葉で、第二部(7-9)は教会の典礼文で、
第三部(10-17)は聖人たちのことばで、そして第四部(18-27)は古今のキリスト者のさまざまな祈り。
それぞれの言葉で御父で向かう祈りを収載。
著者・訳者など:バルトリーノ・バルトリーニ 編
石川康輔 訳
ISBN:4-88626244-9
JAN:9784890000000