新教出版社
※こちらの商品は取り寄せ商品となります。
出版元・製作元へ実際の在庫を確認し、取り寄せを行うため、通常よりもお届けまでお時間を頂戴いたします。(目安:1〜2週間程度)
出版元の在庫状況によっては、お品切となっておりご用意できない場合もございます。ご了承の上、ご注文いただけますと幸いです。
20世紀神学の開始を告げたあまりにも有名なローマ書講解。その第2版の全訳。屈曲した原文に漲るすさまじい緊張を見事に伝える吉村訳も声価高い。
「私は自分がすべてを満足に解明したとは夢にも思わないけれども、私の仮定を改めなければならないような理由は一つも発見しなかった。とにかくパウロは神について、普通われわれの知らないこと、しかしまた大いに知りうるはずのことを、何か知っている。パウロがそれを知っているということを私が知っているということ、それが私の「思想方式」であり、私の「独断的仮説」であり、私の「アレクサンドリヤ主義」であり、また人々がいろいろ勝手に名前をつけているところのものである。私はこの方法が歴史的-批評的な面から見ても比較的最善のものであることを知った。けだし近代のパウロ像は、私やその他二、三の人々にとって、もはや歴史的にも全く信をおきがたいものであるから。」(第二版序言より)
著者・訳者など:
K.バルト著 吉村善夫訳
ISBN:978-4-40010215-1
JAN:9789780000000