新教出版社
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イエスの譬え話の核心は「神の国」であり、「慈愛に満ちた父なる神の支配」を伝えるものだと解釈されてきた。だが、小作人たちのもとに何度も奴隷を送りつけてくる不在地主、日雇い労働者を探す農場主、使用人に利殖を要求する主人、弟息子の帰郷を迎える家長は、はたして神の寓喩(アレゴリー)だったのか? もっと素直に読んではいけないのか?
ガリラヤ民衆の誰もが疑問も反抗も許されることなく生きていた支配と収奪の中で、イエスは皮肉とユーモアを込めた話術でその現実に気づかせる。
著者・訳者など:山口里子
ISBN:978-4-40012758-1
JAN:9789780000000