教文館
人間の存在全体をかけて神を讃美する
初代キリスト教の伝統はすべての教会の共有財産であり、その形成に貢献したのが「古代ギリシア教父」である。彼らが模索した「神に向かう人間のあり方」は「キリスト教霊性」と称されるものに結実し、修道制と神秘思想、また神化思想を成立させた。現代も東方キリスト教において権威を堅固に保ち続けている、彼らの信仰と教えの遺産とはどのようなものか。キリスト教霊性思想の起源と発展を探究し、その核心に迫る好著。
著者・訳者など:
久松英二 著
ISBN:978-4-76427427-3
JAN:9789780000000