教文館
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「クリスチャンになることによって、人間になり得るのである」
日本人として、プロテスタント・キリスト教を最初期に受容した人物の一人である海老名彈正。かれの キリスト教受容に対しては、植村正久とのキリスト論論争もあり、人間中心・倫理的・キリスト要ヒューマニズムなど様々な\評価がなされてきた。しかし本書は、明治維新で階級制度が解体し、「和魂」や「東洋道徳」が解体する時代に、武士道・儒教の伝統を踏まえてキリスト教を受容し、普遍的「人間の完成」を求めて真摯に生きたキリスト教としての海老名を生き生きと描き出す。
著者・訳者など:關岡一成 著
ISBN:978-4-76426141-9
JAN:9789780000000