出版社・製造元:ヨベル
人類最初の、しかも兄弟間での殺人という悲劇はいかにして起こったのか。暴力と他者への非寛容に脅かされる現代に生きる私たちがこの記事から読み取るべき使信とは。正教会著者による『師父たちの食卓で』第2弾は、創世記第4章を単独で取り上げ、丹念に辿り直した意欲作。相模原障害者施設殺傷事件、いわゆる「津久井やまゆり園事件」をも併せて読み解く。
著者・訳者など:ジュセッペ三木一 著
佐藤弥生 訳・松島雄一 監修
A5 判
192 頁
ISBN:978-4-90987108-4
佐藤弥生
1962年、愛知生まれ。愛知県立大学文学部国文学科卒業。1996年よりジュセッペ三木氏のもとでイタリア語を学び、イタリア文学に親しむ
松島雄一
1952年香川県生まれ。印刷会社営業職を経て、1990年正教神学院入学、1993年卒業と同時に司祭叙聖され、今日に到る。名古屋ハリストス正教会、半田ハリストス正教会管轄司祭から現在は、大阪ハリストス正教会司祭
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)