新教出版社
フランクルは特定の宗教に立つことを明言しないが、人間の根源的宗教性を深く尊重した思想家であり、対してラピーデは明確にユダヤ教の立場に立つ。この二人が、人生の意味探求にとって「神」とは何か、聖書をどう読むかをめぐり、真摯な対話を行う。 この長い対話は、ラピーデが、ユダヤ教ラビであるレオ・ベックに由来する祈りを朗読し、フランクルが、「アーメン」と声をあわせて終わった。 「悪意ある人たちに平安がありますように。すべての復讐が終わり、刑罰と懲罰について語られることがすべて終わりますように。......そしてすべてが過ぎ去ったとき、わたしたちがふたたび人間として人間のもとに生きることが許されますように。」
著者・訳者など:ヴィクトール・フランクル/ピンハス・ラピーデ
芝田豊彦/広岡義之
ISBN:978-4-40031072-3
JAN:9789780000000
978-4400310723