いのちのことば社
父なる神とはどのような方なのか、イエス・キリストとはだれなのか、聖霊とは、教会とは何か。「我は、信ず」とキリスト教会がその始まりから告白し続け、受け継がれてきた「使徒信条」を、ひとつひとつ紐解き、キリスト教信仰とは何を信じているのかを記した「信仰入門」。
目次
まえがき
神は天地の造り主
「天」とは何を表しているか／「地」とは何を表しているか／むすび
わたしは全能の神である
アブラハムに現れた全能の神／イスラエルの民のアイデンティティ／
キリスト教信仰の信じる「全能の主キリスト」／むすび
わたしの神、わたしの父
父なる神を信じる／父なる神の相続人／むすび
神に造られた人として生きる
天地の造り主を信じているから／キリストによる再創造／
天地を造られた主からくる助け／むすび
父なる神の独り子の神
独り子の神／私たちの間に住まわれる神／むすび
イエスを「主」と呼ぶ信仰
ヨーロッパ最初の教会の誕生／救われるためには、何をしなければならないか？／
むすび
イエスをキリストと呼ぶ
イエスという名／イエスという名の持つ権威／
イエスをなぜ「キリスト」と呼ぶのか／キリスト教の驚くべき進展／むすび
主は聖霊によりて生まれ
聖霊によって／聖霊による新生という奇跡にあずかる／
「御霊のからだ」で神の国を相続する／むすび
主はおとめマリアより生まれ
マリアより／処女マリアより／処女降誕の問題点／むすび
ポンテオ・ピラトのもとに
十字架の救いの確かさ／むすび
苦しみを受け、十字架につけられた主
苦しみの生涯を歩まれた主イエス／弱々しく、無力な救い主の姿／
十字架のみわざの意義／十字架は罪を赦し、恥をおおい、悲しみを癒やす／むすび
死にて葬られ陰府に下り
キリストの死と葬りの理由／キリストの死と私たちの死／
陰府に下り／むすび
主イエスが三日目に復活した意味
「三日目」は、ユダヤの暦から算定／主イエスの約束と旧約聖書の預言／
「三日目」が表すいくつかの意味／むすび
死人のうちよりよみがえられた主イエス
もしキリストがよみがえらなかったとしたら（一四節）／
キリストは眠った者の初穂（二〇節）／復活と十字架の死
死を滅ぼす復活の力／むすび
天にのぼり、神の右に座しておられる主
天に上げられた後の主イエス／「天」について／
神の右に座しておられる主／むすび
かしこより来りたもう裁き主
世界の終末／主イエスの再臨の希望と慰め／裁き主イエスの再臨
主の審判の多様性
キリストのさばきの座／よみの死者たちの裁き／むすび
我は聖霊を信ず ��
聖霊はどのような方か／三位一体の神／
三位一体の神は信じるべき方／むすび
我は聖霊を信ず ��
内住の御霊／ユダヤの祭りと内在の御霊／
御国の保証である御霊／御霊によって歩む／むすび
我は聖霊を信ず ��
「聖霊のバプテスマ」と「聖霊の満たし」の区別／
「聖霊のバプテスマ」と「御霊の力」の区別／
御霊によって一つのからだとなる／むすび
聖なるいのちの共同体
教会とはどのような共同体か／聖霊と人間の働きによる教会／
聖なる教会／むすび
罪の赦しを信じる幸い
ダビデによるマスキール／主イエスによる「罪の赦しの宣言」／
「罪の赦し」は神の和解の使信／むすび
からだのよみがえりを信ず
聖書が意味する「からだ」とは／他宗教や異教の教え、異端的思想と区別するため／
「からだのよみがえり」をみことばに聴く／むすび
とこしえのいのちを信ず
死の不安に心騒がす私たち人間／永遠のいのちをどこでどのように生きるのか／
永遠のいのちの特徴／むすび
あとがき
著者・訳者など：赤江弘之
ページ数：284頁
判型：四六判
ISBN：978-4-264-04444-4
赤江弘之（あかえ・ひろゆき）
1943年 兵庫県高砂市生まれ。 1964年 橋本 巽牧師（尾上聖愛教会）より受洗。 1970年 関西聖書神学校卒業後、神戸中央教会。 1972年 西大寺教会（岡山）。1979年、単立西大寺キリスト教会を経て、1990年から日本同盟基督教団に加入、牧会歴通算53年。 日本同盟基督教団理事長、東京キリスト教学園理事長、日本福音同盟副理事長などを歴任。この間、新改訳聖書刊行準備委員会と教会福音讃美歌協会の発足に責任を担う。 教会は教育伝道事業として、幼稚園、チャーチスクール、ボーイスカウトを始め、福祉事業として、NPO法人あい愛をスタート。「ゆりかごから天国まで」のテーマで市民教会を目指す。教会成長論文「瀬戸内ベルトライン計画」のもとに、教会が約10教会を開拓し、７教会が独立に至る。1985年から34年間RSK・RCCラジオ福音放送「希望のこえ」のメッセンジャーを務めた。 著書として、『
いつ聖霊を受けるのか』（西大寺キリスト教会発行）、『
聖書信仰に基づく教会形成』（株式会社ヨベル）、『
私なりの「主の祈り」 主の祈り霊想・講解』『
契約と贖いから味わう「神のことば」 私なりの「十戒」』（以上、いのちのことば社）などがある。
