出版社・製造元:基督教視聴覚センター(AVAKO アバコ
【書評】
小塩節・トシ子夫妻70年の経験で描く聖書物語 −−新旧約が1冊に『聖書のおはなし』
「世界のはじまり」からイエス・キリストの召天まで−。新旧約聖書の物語がまるごと詰まった絵本『聖書のおはなし』が昨年末、キリスト教視聴覚センター(AVACO、東京都新宿区)から発売された。70年以上も日曜学校で聖書のお話をしてきた小塩節さん(ひこばえ幼稚園園長、フェリス女学院理事長、ドイツ文学者)・トシ子さん(同大学名誉教授)夫妻の語りかけるようなストーリーと、永田萠さん(イラストレーター、絵本作家)の心温まるイラストが120ページにわたって繰り広げられる、なんとも贅沢な1冊だ。
クリスチャン新聞2010年3月21日号より
小塩節さん、トシ子さん夫妻
ひこばえ幼稚園の園長となって30年。聖書のお話の経験は、実に70年以上になる。絵本『聖書のおはなし』も、長年の経験から「普段通り」語り、出されてきたお話をトシ子さんが聞き書きした共著。「いつもと同じように」、子どもの目を見つめて、話しかけている気持ちで語り、つづったという。
著者・訳者など:文:小塩節・小塩トシ子
絵:永田萌
ISBN:978-4-90640174
エホンセイショ