新教出版社
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福音書に記されたイエスのたとえの中でも最もよく知られている“放蕩息子”。このたとえは古代以来数多くの人々のたましいに刺激を与え、様々な解釈と造形を生み出してきた。いま危機と混迷の時代を生きる私たちは、このたとえから何を読みとることができるのか。豊かな学殖と深い洞察をもって解釈史をたどりながら、神と人間のドラマを読み解く。
宮田/光雄
1928年、高知県に生まれる。東京大学法学部卒業。東北大学名誉教授。長年、学生聖書研究会を主宰して伝道に献身し、自宅内に学寮を建てて信仰に基づく共同生活を指導してきた。主な著書は『西ドイツの精神構造』(学士院賞)、『現代日本の民主主義』(吉野作造賞)(岩波書店)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者・訳者など:宮田光雄
ISBN:978-4-40054262-9
JAN:9789780000000