いのちのことば社
今日も、明日も、明後日も、順調に問題だらけ
精神障害と生きる新しい時代の生き方
「もっとも愛しにくいものを『にもかかわらず』愛することから回復ははじまる・・・。」
精神障害をかかえる当事者とともに苦労を重ねてきた“相談するソーシャルワーカー”向谷地生良が語る、べてるの家の笑いと涙のエピソード集。増補改訂版。
バングラデシュ突撃在宅訪問記(バングラデシュの精神障害者の方の家を訪問したときの原稿)を加筆。
「べてるの家」の長い歴史の中で生まれた珠玉の言葉31日分の
『日めくり まいにちべてる』もおすすめです!
著者・訳者など:向谷地生良
ページ数:224
判型:四六
ISBN:978-4-264-03901-3
向谷地 生良(むかいやち・いくよし)
ソーシャルワーカー。北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科精神保健福祉学講座教授。 社会福祉法人浦河べてるの家理事。 1955年青森県生まれ。1978年より浦河赤十字病院医療社会事業部に勤務。79年より、町の古い教会(後のべてるの家)を拠点として、精神障害を体験したメンバーと共に、当事者の交流活動と共同生活を開始。84年に「浦河べてるの家」発足。2002年、全国で初めて当事者が理事長・施設長に就任し、社会福祉法人を設立。03年より北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科で、ソーシャルワーカーの養成にあたりながら、メンバーと共に、「当事者研究」の普及を目指し、全国各地を飛び回る日々。 著書『べてるの家の「非」援助論』(医学書院)、『増補改訂「べてるの家」から吹く風』『精神障害と教会』(いのちのことば社)ほか。
Wind Blowing From Bethel Home: Revised and Updated Edition
(Zouhou Kaite: Beteru no Ie Kara Fuku Kaze)
Ikuyoshi Mukaiyachi
Revised and updated edition. In Urakawa, Hokkaido, a model community called Bethel Home started in 1984. It is a group of nearly 150 people with psychiatric disabilities ranging in age from teens to 70's from all over Japan, with 20 caretaker staff members. Their own company sells local products (seaweed, crafts, etc.) to provide work experience for themselves and contribute to the local town. It is recognized as a model group home. This edition shares what is happening now. The author has also visited Bangladesh to meet handicapped people there and establish a relationship with them. B6* size, 224 pp.