出版社・製造元:いのちのことば社
知能に障がいのある4人の子どもと一緒に出発して60 年。「止揚学園」が一貫して目指してきたものを、創立者と現園長が優しく、かつ力強く語る。言葉を発しない人たちの言葉に聴くことの大切さを伝える一冊。
父は今、止揚学園の小高い丘に建つ納骨堂で私たちのことを見守ってくれています。その納骨堂の壁面に「見えないものは、永遠に続くのである」と、父の筆で聖書の御言が書かれています。納骨堂を建てた若かりし日の父がこの丘に立ち、これから知能に障がいのある仲間たちと「共に」歩んでいこう、信仰をバックボーンにして歩んでいこうと、その決意と情熱を胸に刻んだ情景が目に浮かんできます。(本文より)
目次
序にかえて―止揚学園と父・福井達雨のこと
�機/佑鮨�じることの強さ
季刊誌『止揚』の新たな出発
仲間たちの笑顔
生命を尊ぶ社会を
答えは自分の外に
すべてに生命を見いだす生き方
今日を信じて生きる
祈りは希望です
ありのままの心にまみれる
時間と生命
福祉の仕事
失われていないもの
温かい心と温かい心でつながるとき
優しい思い出は未来を照らす
人を信じることの強さ
�供.ぅ┘垢気沺▲乾瓮鵐淵汽�
〈本稿について〉
イエスさまを着る
神さま、してくれはる
お寺の鐘の音
蜘蛛と遊ぶ
失望のない山路を
神さまの子として生きる
華やかに 爽やかに
「協」というサイン
光り輝く日を待ち望みつつ
必死に生きる
個性を持ち、ゆったりと
後退も前進です
皆で分け合う
解説―小原克博
著者・訳者など:福井生/福井達雨
ページ数:184頁
判型:B6判
ISBN:978-4-264-04422-2
福井 生(ふくい・いくる)
1966年、滋賀県東近江市(旧・能登川町)にある止揚学園に生まれる。 生まれたときから、知能に障がいのある子どもたちと一緒に育つ。 同志社大学卒業後、東京の出版社に勤務。 1992年、止揚学園に職員として戻ってくる。 2015年7月15日より園長に就任。 著書、『
あたたかい生命と温かいいのち』、『
笑顔のうちにあるもの』(いのちのことば社)など。
福井達雨(ふくい・たつう)
1932年、滋賀県近江八幡市に生まれる。 1956年、同志社大学を卒業。 学生時代より、障がい児の教育と差別問題に取り組む。 1962年、多くの人たちの協力により、知能に障がいのある子どもの施設、止揚学園を設立。 2022年9月6日、召天。 著書、『子どもの笑顔を消さないで』、『僕アホやない人間だ』(止揚学園)、『見えない言葉が聞こえてくる』『
優しい心はたからもの』(いのちのことば社)など。
Gentle Memories Illuminate the Future
(Yasashii Omoide wa Mirai o Terasu)
Ikuru Fukui, Tatsuu Fukui
The founder and current principal of Shiyoh Gakuen, which celebrated its 60th anniversary, have seen what is essential in modern society while living with people with intellectual disabilities. B6 size, 184 pp. ISBN978-4-264-04422-2 \1,500+