出版社・製造元:いのちのことば社
いのちに対する子どもたちのまっすぐな「どうして?」と向き合う
「臨床パストラルカウンセラー」として、病をかかえる子どもたちとその家族に寄り添うなかで教えられる「たましいの痛み」と、それを支える神さまのまなざしを語る。月刊「いのちのことば」連載の待望の書籍化。
病院で出会う子どもたちと共に過ごすなかで、そのようなたましいの痛みを教えてもらうことがあります。そして、その子どもたちを優しく見つめながら彼らの「生きる」を支えておられる神さまのまなざしにも出会ってきたように私は感じています。(本文より)
目次
推薦のことば〈藤井理恵〉
読者の皆さんへ
1 死ぬのって怖いよな
2 おしいれのぼうけん
3 おさるのジョージぐるぐる巻き事件
4 子どもたちの「どうして?」
5 「かみさまー!!」
6 「IちゃんのこころはIちゃんのものだから」
7 子どもたちの怒り(たましいの叫び)
8 優しいイエスさま
9 お姉ちゃんのことを祈ろう〜きょうだいのこころ〜
10 子どもたちのお祈り
11 「『生きる』は神さまへの賛美だ!」
12 「神さま、今回はあんまりやったわー」
13 「いのちはどこから来ると思う?」
14 正義のヒーローたち
15 ゲンさんの桜の木
16 「いまだからいえること」
コラム 「Pちゃんからのメッセージ」
17 「神さまなんでなん?」
18 お父さん、お母さんの「どうして?」
19 医療者のスピリチュアルペイン(たましいの痛み)
おわりに
著者・訳者など:久保のどか
ページ数:138頁
判型:B6判
ISBN:978-4-264-04424-6
久保のどか
広島県瀬戸内の「のどか」な島で育ち、大学時代に神さまと出会う。 大学卒業後、ニュージーランドBible College of New Zealandにて神学を学び、宣教団体ISM(International Student Ministry)インターンとして留学生伝道の働きに従事する。 2006年より淀川キリスト教病院チャプレン室で、2020年より同病院医事部で、小児病棟の子どもたちのパストラルケアに携わる。2012年に開設された「こどもホスピス」でも、子どもたちのたましいに関わり、現在に至る。 JTJ宣教神学校神学部牧師志願科 卒業 臨床パストラル・カウンセラー(PCCAJ認定)
God Why? Days Spent With Children in the Hospital
(Kamisama, Nande? Byohin no Kodomo-tachi to Sugosu Hibi)
Nodoka Kubo
As a "clinical pastoral counselor," the author talks about the "soul pain" that she teaches while supporting sick children and their families, and the gaze of God that supports them. This is the long-awaited publication of the series of articles in the monthly "Words of Life" magazine. B6 size, 138 pp. ISBN 978-4-264-04424-6 \1,200+